中学受験勉強で小学校を休ませると意外なデメリットが!
中学受験まであとわずかとなってくると小学校を休ませて受験勉強をさせるという家庭も少なくありません。地域によっては6年生は半数以上が登校していないということも。
中学入試当日なら小学校を休んで何の問題もないのですが、入試前だからと言って受験勉強目的で小学校を休むことには意外なデメリットがあります。
生活リズムが乱れる
受験勉強目的で小学校を休ませるデメリットのひとつは生活リズムが乱れることです。小学校に通っていれば、決まった時間に起床して、昼食も決まった時間に食べます。
家で勉強するとなると、これが大変。
栄養バランスが考えられた給食もありません。
朝は少しぐらい遅くてもイイやと思ってしまうと、そこからズルズルしてしまうことになります。大人だって自分で自分を律するのは大変です。小学生ならなおさら。
起床時間が遅くなり、その日の就寝時間が遅くなりと繰り返しているうちに、生活リズムが乱れてしまいます。中学入試の試験本番は基本的に午前中です。
学校に通っているほうが生活リズムが乱れることがありません。
ストレスが溜まる
仮に学校に通わないで家で勉強していて生活リズムを崩すことがなかったとしても、別のデメリットがあります。それは子どもがストレスをためてしまうことです。
受験勉強はただでさえストレスがたまるものです。
まして、中学受験が初めての受験となると、よりストレスを感じるものです。
学校に通っていれば、仲の良い友達とおしゃべりしたり、休み時間に遊んだりするのがストレス解消になります。カラダを動かすことでスッキリすることもあるでしょう。
ところが、学校に通わずに家で勉強となると、こうしたストレス解消ができません。小学生でもストレスは溜まります。しかも、大人と違ってストレス解消は限られてます。
ストレス解消の機会を奪ってしまう。
これも学校に行かないで家で受験勉強するデメリットです。
こうした面も保護者としては知っておく必要があります。