受験勉強に必要な選択と集中とは
ビジネスの現場でよく使われる言葉に「選択と集中」というものがありますが、これは受験勉強にもあてはまります。受験科目の中から特定の科目を選択して集中的に勉強する。
そうすることで、その科目を得点源にすることができます。
受験科目の中に得点源があるメリットは計り知れません。
得点源を持つメリット
得点源となる科目があるメリットは総合点が上がるだけではありません。
- 勉強に対して自信を持つ
- 試験当日、精神的に落ち着く
- 弱点をカバーすることができる
得点源となる科目がひとつあるだけで、全体の科目に好影響を与えてくれます。
では、どのように得点源を確保すれば良いのでしょうか?
得点源としやすい科目は社会と理科
得点源としやすい科目は、ずはり社会と理科です。
文系なら社会、理系なら理科というわけです。
この2科目は基本的に「センス」というものが不要です。
読解問題のセンス、図形に補助線を引くセンス、長文の中からキーとなるセンテンスを見つけるセンス。いずれも、社会と理科では不要です。
勉強時間と成績が比例しやすい科目ともいえます。
理科と社会における選択と集中
ただ、理科も社会も試験範囲となると高校受験でも大学受験でも膨大ですよね。
そこで選択と集中というわけです。
高校受験であれば、社会は歴史、地理、公民にわかれます。
理科も、物理、化学、地学、生物にわかれます。
その中のいずれかに集中しましょう。
まんべんなく勉強するのではなく、何かを選択してそれに集中するというわけです。
そのほうが成績の伸びをいち早く感じられます。また、自信もつきます。
成績がアップしてから、それ以外の範囲に広げていけばいいわけです。
大学受験でも同じです。
日本史なら特定の時代に特化するということが可能です。
最初に選ぶのは自分が一番好きな(得意な)ところにしてみましょう。
専門家にもなったつもりで勉強していると、楽しくなってくるものです。
得点源を作るために、挑戦してみてください。